3月2日~4日の三日間、公式サイトなどで使用する写真や映像を撮影に富士山麓を訪れました。

ドクターカーは行く先々で目立っていて、当然、人目を引きます。でも、デザインがデザインなので、不思議な感覚や安心感を与えるようです。子どもたちがこちらに手を振っている光景も目にしました。
これは能登でもよくあるのです。
2日目の夜など、夜ご飯をいただきに入ったお店で、お会計の時に女将さんらしき人が

「あのドクターカーって、あなたのですか?」
と、問いかけてくれました。

なんだか当たり前のように「ドクターカー」と仰ったので、こちらのほうがビックリです。

「呼んだら来てくれるの?」
「どこに問い合わせたらいいの?」
「困るのよね、地方だと」

などなど、けっこうな質問攻めに遭い、女将さんたちが置かれている状況なども話してくれました。
「介護タクシーを呼んだ方が安くつきますよ」と伝えても

「いや、お金の問題じゃない」とキッパリ。

私は「これから必要なんです」とずっと言い続けていますし、確信もしていますが、こうやってドクターカーで行動するとダイレクトに人々の反応に触れることが出来ます。

高齢化社会×過疎化×医療=富士山的巨大な課題です。

ProtectNOTOの活動は、ドクターカーの底力と可能性を提示すると共にすぐそこに近づいている未来に対しての解決策を具現化しているといえそうです。